-Sou-

自閉スペクトラムの息子と生きる。

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はじめまして。

れたす と申します。

 

21歳で第一子となる長男を出産、

その後7ヶ月で元夫と離別。

 

正直、家庭環境が良いとは言えない生家に戻り

現在は両親と息子と暮らしています。

 

息子は2歳の時に、度重なる自傷行為と言葉の遅れ、常同行動、かんしゃくにて自閉スペクトラム症の診断を受けました。

 

今では世間にも浸透してきた発達障害という障害も

じゃあ、どんな障害なのか?

 

周りに当事者がいない人は答えられない人が大多数だと思います。

周りからの悪意のない言葉に傷付き

子供と向き合うことにも疲れる中で

 

わたしだけじゃない。

 

漠然とそんな思いがありました。

 

割合しますが、実は私の半生

決して良かったとは言えないのです。

 

おかげで培ったものは、

芯だけは折れないメンタル。

そして個性的な思想。

 

折れたくても折れない私みたいな経験でも

もしかして誰かのことを少しでも

楽にして挙げられたりする?

 

そんな思いで、

このブログを作りました。

 

ここでは、

発達児との関わりで困ったこと

対処方法、心の保ち方や

それに準ずるお話、私の世界観のお話なんかを、

気まぐれに書いていこうと思います。

 

お付き合い頂ければ、

そして願わくば誰かひとりでも

少しでも荷物を下ろしていける場になればと。

 

言葉にするだけは簡単なことですが、

その言葉が放つものはとても大きな意味を持って放たれることがあります、よね?

 

これから先、

発達障害に対しての理解は

これまでの比ではなく進んでいくと思います。

 

それこそ、きっとわたしの息子は

その渦中に立つであろうと、

わたしはそう予感しています。

 

それは今、この世界に生きている発達児さん達、

その親御さんたち、

みんなに言えることです。

 

きっと悪意のある言葉を投げ付けられることもあって、

時に他人の優しさに触れることもあって、

 

本人、つまり子供たちのケアは

親が一生懸命する中で

じゃあその親の心はだれがケアするのかな?

 

ってずっと考えてきました。

障害にスポットが強く当たれば当たるほど

それを支えているはずの家族に落ちる闇が濃くなることに、

わたしはとても言いようのない怖さを覚えています。

 

じゃあ、せめてちょっとだけでも

家族にスポットを当てられる場所になれば。

 

そんな気持ちで

ここを頑張りたいと思っています。

どうか、よろしくお願いします。

 

それでは、今回はここまでで。