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自閉スペクトラムの息子と生きる。

妊娠、結婚、出産~自閉スペクトラム診断まで(1)

こんばんは。

今日2度目の投稿です。

 

うちの子が生まれる前から診断が降りるまでのことを書いていきたいと思います。

長くなるので何度かに分けて、書いていきますね。

 

わたしと元夫はデキ婚でした。

それも正直別れようと思っていた矢先のことで、

わたしはこの子もおろすつもりが6割ほどの気持ちでした。

 

わたしの元夫は、所謂ニートでした。

今となってはなんでそんなやつと?って感じですが、

当時はわたしは朝から晩まで仕事をしていて、

元夫が何をして過ごしているか全く知りませんでした。

 

時々元バイト先にバイトに出てはいたようですが、週に2度もない程度で(まあ、ニートではないですね、一応)

就活をしている。とわたしは言われたままに信じていました。

当時元夫は30だったので、

なかなか就職先が見つからないという言葉も多少の説得力があり、(なんといっても就職氷河期に若干かかるしリーマンショックもかかっていたので、中途採用されにくい年齢でしたし)

わたしはてっきり、就職に向けて頑張っているものだと信じ切っていました。

 

実際は親の財布からお金をすってまでパチンコに行っていたようでしたが。

 

別れようと決めた理由は他にありましたが

所謂性格の不一致という言葉で片付けて良いかと思います。

 

なかなか話をするのも面倒くさくて

仕事を理由に会わない、連絡をほとんど取らない。そんな日が約1ヶ月程続いた時に、

わたしは息子がお腹にいることに気付きました。

 

当時わたしの稼ぎは月に30万ほどあり、

逆に元夫はバイトで稼いだお金も全てパチンコに溶かすような人だったので

出掛けたり、ご飯を食べたり、なんなら休みに一緒にパチンコに行くお金もわたしが出すことがある程で、

 

イベントごとなんかで約束していてもその前に平気で持ち金を全て溶かしてきて

平気で親の財布からお金を抜いてくるような人だったので、

殆どのお金をわたしが負担していました。

 

今考えるとまじで

ばっかじゃねーの?いっぺんしんどけよ?

って思いますね。笑

 

まあ、若さ故の過ちとしておくしかありませんが。

そんなこんなわけで、

わたしは自分のローンなんかも払いながら

給料をほとんど使っていたので

なんだか自分だけがこの子をおろす為のお金を歳出することが、非常に腹ただしかったのです。

 

いいえ、今になって考えると

わたしは期待していたんですよね。

変わってくれるんじゃないか、と。

 

その為に、会って話をすることになりました。

あなたとはもうやっていけない。

子供はおろす気持ちが6割、シングルで育てるつもりが4割で

あなたとのことは考えられない。

 

そう、話をしました。

正直、ほとんど本心でした。

 

そして元夫はわたしに土下座したんです。

自分が悪かったと、もう1度チャンスが欲しいと。

しあわせにする努力をする。と。

 

わたしはその言葉を

信じてしまいました。

 

付き合い始めて2年と少しだったと思います。

努力してくれるという言葉を信じて、

わたしも努力しようと、入籍。

元夫の実家での同居が始まりました。

 

その頃にわたしは、派遣の契約期間などの関係も重なり、仕事を1本化し、

基本シフトが15-21時になる、コーヒーワゴン(パチンコ店内でドリンクなどの販売をします)の仕事のみとなりました。

 

同時期に元夫も仕事先を決定、働き始めました。(今思うと本当にまともに就活をしていなかったんだなと思います。職種は選ばなかったもののすんなり仕事に就きました)

 

もちろん、仕事が終わるのはわたしの方が遅いです。

21時に職場を出て、帰宅すると大体22時。

 

そこから簡単でも良いですが、ご飯を作りたいところですが、

それが出来なかったのです。

 

元夫の両親がリビングで寝る人たちだったからです。

 

なぜ寝ている人がいる部屋で電気を付けて料理ができるでしょうか。

もうひとつの理由は、

元夫家族はどちらかというととてもずさんな家族で、

ご飯はほとんど毎日惣菜ものを食べていたのですが、

料理もしないのに毎日食材を買ってきては冷蔵庫に押し込んであったので

わたしが食材を買ってきてしまえるスペースもなかったのです。

 

1度片付けても良いですか?と

冷蔵庫の整理に手をつけてみましたが、

1ヶ月、消費期限の切れたものなどがどんどん出てくる。

いつのものかわからないものもでてくる。

捨てても良いか確認するも食べるかもしれないと言われ進まない。

という具合で、ほとんど片付けることもままなりませんでした。

 

そもそも夜にリビングで寝てもらうのをやめて寝室に行ってもらわないことには、

何にもできませんから

元夫に、ご両親に自室で寝るようにお願いして欲しいと何度も懇願しました。

理由として毎日コンビニ弁当や外食ではお金も貯められないし、

お腹の子供の栄養が足りないと説明しましたが、

なかなか伝えてももらえず、

わたしほうからやんわりとご両親にお願いしたところ、

返ってきた言葉は

気にしなくていいよ。という言葉でした。

 

そんなこんなで、

わたしは妊娠初期からしばらく、

まともなご飯を食べることなく過ごすことになりました。

 

おかげで同居していた間

体重はほとんど変わらず、子供も育たずの期間を過ごすことになりました。

 

 

発達障害が現れることに対し、

妊娠中の不摂生が影響を与えるというデータはありませんが、

わたしはどうしてももしかしてという気持ちが拭いきれず、

現在も時々どうしようもなく悔やむことがあります。

 

そんなことを含めて

今回、そしてこの続きは

わたしの過去への悔やみがあることを

記していきたいと思っています。